日本人は自分にもっと自信をもっていいんじゃないか。

ぐっちさんの「労働のイノベーション」を読んでのエントリー。


ぐっちさんはドラッガーの「明日を支配するもの」から少子化という問題の深刻さを述べていらっしゃいます。僕はドラッガーは「ネクスト・ソサイエティ」しか読めていないのですが、同じように人口減少の重要性を述べられ、日本の未来はあぶないと言っていたものの、日本は何をするかわからないから悲観油断はできないといったことが書いてあった記憶があります。(うろ覚え。。帰国したら確認して、もう一回記事にしようと思います。)


日本は今、少子化という問題の最前線にいるわけですが、僕自身もそんなに悲観的ではなかったりします。
近代に入ってからの日本は明治維新、高度経済成長、失われた10年(20年?)と様々な意味で世界を驚かせ続けてきました。
全世界がいずれは直面する少子化に対する日本の対応でもきっと世界を驚かせるようなことができる、と思っています。


それがポジティブなものになるか、ネガティブなものになるかは、これまでにないような答えを出せるかいなかという日本人のクリエイティビティにかかっているわけですが、シンガポールに来てから、日本人は自分たちのクリエイティビティというものにもっと自信をもっていいのではないかなー、と思うようになりました。


なぜならこちらに来てから、自分が日本人というと、「日本人って、世界一クリエイティブだよねー。」、「親から何か妙なもの、変なものを見つけたら、日本製だと思え。と言われたよ。(笑)」、といった言葉をかけられることが多々あったから。


アニメやマンガだけでなく、20世紀最大の発明と言われたwalkmanやウォシュレット、五本指ソックスなど他の国とは”視点の違う”ものができる環境が日本にはあります。


確かに、id:elm200さんが「日本に「明治維新」は再びやってこない」で仰っているように、現状では誰もが納得できるイデオロギーがあるとは思えません。


でも、きっとそれも近いうちにできるのではないか、と。
mojixさんが「アメリカ人は「希望駆動型」、日本人は「危機感駆動型」」で書かれているように、やばい、という危機感に煽られるとできる子になると信じています、日本人は。