twitterでファンド・レイジング
一昨日よりトライバルメディアハウスという会社でインターンとして働かせてもらっています。
主なミッションは、ソーシャルメディア関連の海外の知見を収集し、シェアすることであるため、
多くの海外記事を読む機会に恵まれています。
ということで今日も面白い記事を見つけたのでシェア。
ソーシャルメディアを利用した資金調達のお話@アメリカ。
日本には寄付文化がないとよく言われますが、新たな手法として今後、日本でも浸透していくかも、と思ったり。
出典は『A Twitter follower is worth $0.24』
twitterのフォロワーには一人当たり0.24ドル(約20円)の価値がある!?
『The Networked Nonprofit』という本を読み、インターネットを通じてネットワークでつながっている人々から個人や組織への協力を仰ぎ、資金を調達するという『Crowd funding』に興味を持ったMarc van Bree氏は、ナッシュビルで起きた洪水(参考:「ナッシュビルに洪水襲来 19人死亡、名所も水浸し」)によって大きな被害を受けた"Nashville Symphony Orchestra"を援助したいと思い、あるアイデアを実行したんだとか。
それは友達や家族を介してではなく、ネットを通じて募金に関する情報を拡散し、募金を募ること。
彼はツイッターをメインにブログやアマゾンといったものを使いつつ、最終的に1000人のフォロワーから総額$235の募金を得たそう。(すなわち、一人当たり約0.24ドル)
当初の目標は$1000であったため、目標達成とはいかなかったものの彼は、次のようなことを成果、教訓として挙げています。
国外からも募金が。
アメリカだけではなく、イギリスやドイツからも募金があったことから、
情報が伝わりさえすれば、興味を持つ人がいるため、地理的な境界線を引くべきではないこと、
そして、問題に対する意識を高めようと努力するべきだと述べています。
仲間を見つけることの大切さ。
自分自身が持つネットワークのみに頼るのではなく、ネットワークをさらに活発化させ、
その枠を広げることを考えるべきだと。
広く仲間を見つけることでモメンタムが生まれるし、また関係が深まることでさらなる機会が生まれると述べています。