8月6日、原爆投下の日に思ったことメモ。

今日は8月6日。
65年前、広島に原子爆弾が投下された日でした。

朝から平和祈念式典参列、平和祈念資料館見学、被爆者の方の講演聴講とはじめてだったり、小中学生以来久しぶりに平和というものを考えた一日でした。

それぞれについて感じたこと、メモしたことをまとめ。

平和祈念式典

平和祈念式典に参列したのは初めてでした。
8時15分、原爆が爆発された瞬間に1分間黙祷したのですが、65年前の広島のことを思うと寒気を感じました。
65年前に爆心地に近い平和記念公園周辺にいた方のほとんどはその一瞬で多くの命が吹き飛んだそうです。
今年の式典には5万5千人の方が参列したそうですが、仮にこの一瞬に爆弾が投下されたらと思うと。。

また、外国人の参列者が1割いかないぐらいではありましたがいらっしゃいました。
平和宣言やプログラムは日英両方で書かれていたのですが、
式典自体は日本語のみで彼らは置いてけぼりな感が強かったように思いました。
8月6日が世界が平和について考える機会なるよう英語アナウンスがあってもいいのかなー、と。


そして今回、式典後にPEACE ACTION(http://ameblo.jp/peace-action/)という団体のイベントに参加し来場している方から平和へのメッセージを集める活動をお手伝いしたのですが、日本でも長野、千葉、大阪などさまざまな土地から来られていることがわかり、上京してから広島、長崎以外の学生の平和に対する意識の低さにがっかりしていたのでとてもうれしい発見できた。
学生も多くいたのですが、生徒会等での選抜ではなく、より多くの人が広島を訪れる機会を作って欲しいと思います。

平和祈念資料館見学

中学生以来に見て回った資料館。
見て回る際に目がつくところが当時とまったく異なっている、と自分でも実感できたのが印象的でした。


具体的には当時は原子爆弾の威力や被爆後の広島の惨状にしか目が向かなかったのですが、
今回回る中で「なぜ広島が選ばれたのか。」や「今、ヒロシマナガサキを繰り返さないためにどのような取り組みがなされているのか」という点に興味を持つようになっていました。

被爆者の方のお話

お話を聞いたのは現在74歳(9歳で被爆された)で在外被爆者の方々の支援をされている方。
そういった観点からのお話があったのが印象的でした。

印象に残ったことをいくつか。

1. 核廃絶に向けた活動について

現在、原爆に関する展示が海外でも開催され核廃絶に向けた活動が世界的に行われているが、ほとんどは欧米での開催であり、アジアでの開催はない。
被害者の立場でなく、加害者としての立場を認識した上でアジアにもっと発信していくべき。

2. 修学旅行生などに対して、原爆体験を話しているが現在、小学生が7割、中学生が2割、その他が1割。

被爆者が中心になって行ってきた核廃絶運動を実際に行動できる活発な若者に継承してもらいたい。

3. 被爆者も決して被爆体験を話したいわけではない。

伝えたい、と思ってもらえるようになることが重要。時間はあまりない。

最後に

路面電車の駅から平和公園に歩いて向かっている際、下のような句を見つけました。
「千万の いのちの上に 築かれし たいらけき世を 生くる悲しさ」

決して忘れてはいけない事実。

踏み絵

あなたのつぶやきを履歴書にしてくれる『RIREKITTER』で紹介されていた
RIREKITTERをやってみました。



「THE日本人」という感じ。笑

twitterのように継続的なものだと自分のキャラというものが滲み出るんでしょうねー。

内容薄すぎですが、blog久々なのでとりあえず、軽く書いてみました。


テスト期間終わったらいろいろ書いていきたいところ。

twitterはテスト期間中にも関わらずアクティブなので絡んでいただけると喜びます。笑
@nike1125

ゆとり世代であるということ。

日本に帰ってきてよかったと思う数少ないことのひとつにテレビが見れることがあったりします。


twitterでも日本の状況にキャッチアップすることはできるし、ドラマとかアニメは数日遅れでネットで見れるんですが、やっぱり日本にいないとだめなものもまだまだあるので。


具体的には、毎日「クローズアップ現代」とか「すぽると」とかは帰ってから結構見れててうれしかったり。


昨晩は「すぽると」からの流れで「1924」、「朝生」と連続して見てたんですが、ゆとり教育について言及している部分があって興味深いものがありました。


「1924」の方では、”「ゆとり」って馬鹿するな、おれたち(わたしたち)は頑張ってる!”みたいな感じのディスカッションが繰り広げられてたんですが、別に大人なんてほっとけばいいんじゃないかなー、なんて思ったりしながら見てました。


そのあとの朝生で出演者の中で最年少だった猪子さんと最年長だった歳川さんの間にジェネレーション・ギャップがあることが明白だったように、若者と大人というのは常に理解し合えないものであって、その人たちに評価してもらいたい、と願っても不毛なんじゃないでしょうか。


認めてくれー、と叫ぶよりも、その劣等感をもとにいかにのし上がっていくか(堀江さんがおっしゃっていたようにいかに上の世代のリソースをうまく活用していくか)であったり、いかに排他的な大人を反面教師に寛容性を身につけるか、みたいなことを話しあった方が建設的かと。


大事なのは、「ゆとり世代」と呼ばれないことではなく、将来的に「谷間の世代」にならないためにどうするかということ。

就職活動の早期化を食い止めるたった1つの方法

「就職活動の早期化」を食い止めるにはどうしたらいいか、ということをここ数日考えてたので現時点までで考えたことを書いてみます。


結論として思い至ったのは、「就職活動のプロセスに参加させない」ために「1年間の海外留学」を全ての3年生に強制するということ。


そもそも、「就職活動の早期化」は日本だけでの問題ではなくて、海外にもあります。例えば、僕のいたシンガポールの大学では1年生の夏休みからほとんどの学生がインターンシップに参加しているようでした。


卒業後のこと・将来のことを考えるという意味での広義の就職活動に否定的な人というのはあまりいないのではないかと思いますが、その結果として、能力を早期に伸ばせる、将来につながる経験を積むことができる、ブランド力を身にまとうことができる(と思われる)企業になんとか入るべく、そのための理解、能力の向上を目指す狭義な意味での就職活動が早期化することはやむをえないことです。


企業側も転職市場が小さい分、能力の高い学生が欲しいわけでその獲得のためにアクションが早くなることはやむをえないことでしょう。


となると、いかに双方にとって、(企業にアピールできる、入社後に役に立つという意味で)有益な別のルートを生み出していけるかが大事。


その点で、今後、海外経験の有無が両者にとってこれまでにも増して重要になること明らかで、先日公開された経済産業省の以下の資料をみればより鮮明に見ることができます。
http://www.meti.go.jp/press/20100423007/20100423007.html
http://www.meti.go.jp/press/20100423007/20100423007-2.pdf


しかし、これに対するNHKの報道(国際的視野の人材育成が必要)によると、

若手社員の間では、海外で働きたくないという志向が強まっているうえ、留学する学生も、就職活動を始める時期が遅れるという理由などで、減少傾向にある

とのこと。


これでは、以前、「国際競争の厳しさ」で書いたような人材競争が国際化し、激化した際に世界に出ていく重要性をわかっていても出ていけないような状況に陥りかねず、その時、日本人は窮地に追い込まれてしまいかねません。


ということで、日本の大学には留学を強制イベントにしてほしい。
これができれば留学に行くからといって、就職活動に不利になることはないし(むしろ、いけないと不利になる)、企業側にとっても就職活動が帰国後一斉に始まることになるので、長期にわたって無駄なコストをかける必要がなくなる。


また、留学を強制することで、日本で働く以外のオプションを認知することができるともっと日本は明るくなってくると思う。というのは、海外もそんなに悪くない(例えば、シンガポールの生活水準は東京とそん色ないと個人的には思う。)と海外で暮らす和僑が増えれば日本人の海外進出のとっかかりになるだろうし、「日本語がメインになる日本より英語をバリバリ使う海外で勝負したい」、と能力のある学生や「サービス残業なんてしたくない、社畜になりたくない」、という潜在的な学生がどんどん海外に流出して日本企業のプールから抜けていけば日本特異な労働環境も変えざるを得なっていくのではないかと思う。そうすると移民ももっと受け入れやすくなるし、日本の国際化も進むはず。(事実、僕と同じタイミングでシンガポールに留学していた友人はあっち就職活動をしていたりします。)


現状でも国際教養大学や早稲田の国際教養学部立命館アジア太平洋大学みたいにこういった考えのもと創設された大学・学部ができつつあるので常識化するのは時間の問題だと思いますが、谷間の世代にならないためにも個人レベルでの打開を考えていかねば。
(参考までに、国際教養大学に関する記事「これからの大学教育のあり方」)



とりあえず、今の僕がやるべきことは留学が就職活動にマイナスにならないことを証明すること。頑張らねば。

帰国しました。

blogを約1カ月放置してしまいましたが、その間、交換留学最後のレポート提出、テスト勉強に専念していました。


そして、テスト終了後、ベトナムで詐欺撃退を経て、先週末無事、帰国することができました。


昨日から学校で授業を受け、図書館で勉強したりしています。


最盛期には50位ぐらいにいた気がするブログランキングも250位まで落ちていましたが、また一から出直しという感じで再開したいと思います。


今後のこのブログでは、

以前からの
1. 日々の雑感
2. twitterはてな等で気になったニュース、ブログ記事の紹介
3. 書籍、映画等の紹介

に加え、

4.授業からのアウトプット
5.英語学習について

なども書いていきたいなと思っています。

というのは、GPAや英語力というのは、今後の選択肢を狭めないために非常に重要であると留学を経て実感し、学習の質の向上と継続にこのブログを生かしていきたいと考えているからです。


今後ともお付き合いいただけると幸いです。

命を賭して?

ソフトバンク孫正義さんの「孫正義、【志】を語る。「孫正義 LIVE 2011」書き起こし(その1)」が話題のようです。


全般に凄まじい、の一言で必見だと思うのですが、一点個人的にどうもしっくり来なかったところがあるので、その点について書いてみたいと思います。
引っかかったのは、以下の点。

ソフトバンクの株主には申し訳ない。社員にも申し訳ない。すまん、一緒に死んでくれ。
そういうことですよ。

革命とはそういうものだ。
命もいらん。金もいらん。名誉もいらん。そしてソフトバンクがなくなって、そしてソフトバンクの名誉もなくなっても、もうええじゃないか。

それで日本のインターネットの夜明けが来れば、日本のブロードバンドの夜明けが来れば、それでいいじゃないか。

そのくらいの覚悟がないとですね。事は成せん。
私は真剣にそう思ってるんです。

個々人の考え方なので、否定するつもりはありませんが、僕個人としてはこういう考え方はあまり好きではありません。
なぜなら、あまりに志を神格化しすぎているように思うからです。


革命とは常に、一般から見れば反逆者の行為であり、それが結果的に成功したからこそ、のちに革命と呼ばれます。成功した一握りの革命の影には、無数の失敗に終わった反乱があります。

イスラムのテロリストたちはマドラサというイスラム神学校で同じような思想の教育を受け、自らの命を犠牲にテロを実行しています。


命を賭してでも達成しなければならない志があるのは確かだと思いますが、本当に命を賭けるに値する仕事がそんなに多くあるのかという点を疑問に思います。こういった考え方が日本ではあまりに一般的だからこそ、海外ニートさんが最近よく使われている表現、「労道」につながっていくのだと思ってしまいます。


龍馬は龍馬伝の中で土佐藩ではなく、日本という尺度で意思決定し、脱藩をしていました。
あれから、約150年経ち、現代社会はグローバリゼーションが進展し、国の境界線がこれまでにないほど曖昧化しています。
もう日本という尺度で物事を考える必要すらないのではないかと最近思います。
世界基準で個々人のそれぞれの尺度に従って、他へ移住していけばいいのではないか、と。(もちろん、それができるだけの能力を早期に身につけなければなりませんが。)


もし、ネット速度が納得できないほど遅いなら、早い国に移住する。
という選択肢がもっと一般化してもいいと思うのです。


龍馬は山本琢磨の切腹に際し、武市にこう言いました。「死んだら終わりですろ?」と。結局、何をするにも生きていないとできない意味がないのではないのではないでしょうか。


以上、最近「日本はやばい。変えていかねばならない。」という意見に溢れている自分のtwitterのTLから少しの間離れてみて、感じたことでした。
実際、シンガポールにも日本から移住してきた日本人が多くいらっしゃいますが、大抵日本には帰りたくないと仰っていますよー。


こういうこと書くと、きっと草食系とかゆとりとか言われるんだろうな。。(笑)

ブログを始めて一ヶ月半

ブログを始めて、早いもので一ヶ月半がたちました。
これまでにも、ブログをやったことはあったのですが、日記ではなく、メディアとなりうるような記事を書く、ということを本ブログでは心がけることを誓った結果、頭を使う訓練となっている感覚がある一方、いかんせんあほうなので時間がかかりすぎるため、ちょっと忙しくなる(3月末は期末レポート、プレゼン等が集中していました。)と更新が滞るという結果となっています。


さて、そういうことで(どういうことだろうかw)、これまで1ヶ月を見直す意味で、これまでの記事33の中からPVの高かった記事を5つを勝手にまとめ。
(当然、直近のエントリーほど不利で、トラックバック先・トピックが旬であるかなどの要因に影響を受けるのですが、、)


1.「「仕事=??」論について書いてみる
仕事に関する姿勢に関する姿勢について、日本以外を基準に考えるべきなんではないかと思い書いた記事。書いた事を率先して実行できるよう頭を使っていくようにしていきたいところ。日本で働きたいという人が働ける国にするためにも。


2.「「凡人でも、マッチョじゃなくても起業できる国にする」ために必要なこと。
起業というトピックに関して、日本のムードを変えるため必要だと思ったことについてのエントリー。教育ってなによりも大事なんじゃないかなー、と思っています。


3.「日本はまだまだ危機感が足りないんだと思う。
シンガポールの事例から日本の危機意識の薄さを感じてのエントリー。結局、いけるところまでいっているので地に堕ちかけるところまでいかないと変わらないんだろう、と感じる昨今。


4.「若者のサバイバル.2
自分自身の頭を整理するために書いた記事。厳しい世の中、鍛錬を怠っている暇はありませんな。。


5.「大学に入る前に知っておきたかった6つのこと。

非常に示唆に富む動画を紹介した記事。新入生だけでなく、誰にでも当てはまる内容でした。モチベーションの維持にちょくちょく見直していたりする記事ですw


【その他】
シンガポールの成長戦略について書いてみる
折角、シンガポールを留学先として選んだのでシンガポールについても興味をいただけると幸いです。


全般に、Google Readerに登録させていただけているブログさんの記事とのレベル差がありすぎて、非常に残念ですが、追いつくには訓練するしかないので地道に継続していきたいところ。


今後に向けて、最後に一つお願いをば。
継続していくにあたり、外部からも自分自身にプレッシャーをかけていくための手段として、相互リンクしてくださる方を募集させていただきたいと思います。

募集する癖に偉そうなのですが、、、条件を明記すると、

1.月の半数以上は最低更新されているブロガーさま。(記事を書かねば、という励みにするため)

2.日記ではなく、記事を書こうという意思のあるブロガーさま。(ベクトルは同じ方が好ましいと思うため)


今後、こちらからお願いの連絡をさせていただくこともあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。